ニキビ跡の治療法
思春期にきびが治るとその後に凹凸(クレーター)になってしまったり、色素沈着や赤くシミになって残ってしまったりする場合が考えられます。ニキビ跡に残る凹凸、赤みなどは完全に治すには時間がかかります。
ニキビをよく触り潰してしまう癖がある場合は要注意です。肌細胞が壊れて凹凸になる原因となります。また、そこからばい菌が入って跡になる場合も多いです。
一言に思春期にきびの跡と言っても、ニキビができる部位や肌質によって跡は様々です。部位によってはその対処法も少し変わってきます。
ニキビ跡を治す基本は、ニキビ跡の種類を知ることです。種類を知ることは原因を知ることでもあります。
ですがほとんどのニキビ跡ができる原因は、ニキビに刺激を与えてしまうことです。常に刺激を与えた状態ですと、ニキビが治った後、ニキビ跡になりやすくなります。
跡を治すのではなく跡にさせないことが重要です。ニキビを触る等して刺激を与えずにニキビを治せば跡になることはありません。
軽い色素沈着ならば、ビタミンC誘導体が効果的です。2001年から化粧品への配合量の規制がなくなり、高濃度の化粧品が登場しました。
そういった化粧品等で治すことができるのであれば良いことなのですが、跡によっては完全に治すことは難しい場合があります。
赤みを帯びたニキビ跡や茶色っぽくシミになったニキビ跡であれば、皮膚科での治療で消すことができます。
皮膚の陥没、隆起して硬くなった皮膚であっても、思春期にきびの跡であればいくらか目立たなくすることはできます。
皮膚科での治療は、跡が残った部分の皮膚を削ったり、レーザー治療で跡を目立たなくしたりしますが、病院や医師によってはその治療は様々です。他にも皮膚科で行われる治療として、ケミカルピーリング、ダーマアブレーション、ヒアルロン酸・コラーゲン注入等があります。
また思春期にきびの跡の治療に、外用薬を使用する方法があります。
ニキビの治療薬とは違い、ニキビ跡に使う治療薬は角質剥離剤・ビタミン剤・抗生物質などがあります。
抗生物質の場合ですとクリームとローションの2種類がありますが、ローションの抗生物質の方が効果があるようです。
ビタミン剤はビタミンC誘導体を含んだ外用薬が多く、色素沈着の改善、皮脂分泌や炎症を抑える効果があります。もっとも外用薬で使われる角質剥離剤は表面の皮膚の角質を除去し、毛穴の詰まりを改善させます。ですが角質剥離剤の副作用としてバリア機能が低下するといったデメリットがあります。医師とよく相談して使用するようにしましょう。
皮膚科での治療、外用薬とは別に思春期にきびの跡に有効な治療薬として、ケロコートという治療薬があります。このケロコートは火傷の治療にも使われている薬で、使ってみた感想のほとんどにニキビ跡が改善したという報告が多数あります。
通販で手軽に購入することができ、値段は4000円~9000円ほどで販売されています。
このケロコートは医師の処方が必要でしたが、現在は市販品として売られています。使用には予め、自己責任で使うことになります。異常があれば医師に相談しましょう。